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マララさん「女性の教育に投資を」…講演で訴え : 政治 - 読売新聞

 安倍首相は23日午前、東京都内で開幕した日本政府主催の「国際女性会議(WAW!)」でのあいさつで、世界中の女子が少なくとも初等・中等教育の12年間は質の高い教育を受けられる環境作りを、6月に大阪で開かれる主要20か国・地域(G20)首脳会議の議題とする方針を表明した。

 首相は、全女子への12年間の教育が実現すれば、女性の生涯収入は世界の合計で最大約30兆ドル増加するとの世界銀行のリポートを紹介し、女子の教育の充実が「持続可能な経済成長への最大のカギだ」と強調した。

 女性が教育を受ける権利を訴え、2014年にノーベル平和賞を受賞したパキスタン出身のマララ・ユスフザイさん(21)は基調講演を行い、「女性に対する教育のため、G20に新しい資金提供をお願いしたい。女子に投資することで、私たちの想像を超えることが実現できる」と呼びかけた。

 国際機関の幹部や各国の政府関係者、民間人らが参加する国際女性会議は、「女性が輝く社会」を最重要課題の一つと位置づける安倍政権が14年から開いており、今回で5回目。G20参加国の女性らが代表を務め、女性政策に関する提言を行う民間会議「W20」と合同で開かれた。W20はこの日、企業への投資を判断する際、起業家が女性であることや、女性が活躍する会社であることを重視する「ジェンダー投資」の促進などを盛り込んだ提言書を首相に手渡した。会議は24日までの2日間で、女性による起業などをテーマとしたパネル討論などが行われる。

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https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190323-OYT1T50196/

2019-03-23 03:08:00Z

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