名古屋市港区福前、配送業米原達治さん(68)方で22日午後5時25分頃、男女2人の遺体が発見された。いずれにも刺し傷があり、愛知県警は殺人事件として港署に捜査本部を設置した。遺体は米原さんと妻の孝子さん(66)とみて身元確認を進め、所在不明の30歳代の息子を捜している。
発表によると、米原さんの取引先の男性が13日に交番に「夫妻と連絡が取れない」と通報した。港署員が翌14日、息子とみられる人物と電話で話し、22日午前に同署で会う約束をしたが現れなかった。署員が米原さん宅の窓ガラスを割って室内に入り、1階寝室で寝間着姿の2遺体を見つけた。
司法解剖の結果、2人は死後1~2か月で、死因は、男性が刃物で刺されたことによる出血性ショックで、女性は刺し傷による外傷性ショックか、首を絞められたことによる窒息死だった。捜査本部は2人が同じ日に襲われたとみている。
近くの新聞販売店の店員によると、集金スタッフが10日、米原さん方を訪れた際、息子が応対し「両親は世界一周の船旅に出掛けている。5月の大型連休まで帰らない」と話したという。遺体発見時、玄関は施錠され、郵便受けに新聞や手紙はたまっていなかった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190324-OYT1T50099/
2019-03-24 00:32:00Z
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