豪で水死の少年２人、神奈川大付属高の１年生 - 読売新聞

　オーストラリア東部の人気観光地フレーザー島で死亡した日本人少年２人について、神奈川大付属高校（横浜市緑区）は３０日、記者会見し、海外交流プログラムに参加していた同校１年の男子生徒だと発表した。

　同校によると、プログラムは２４～３１日の日程で、１、２年生計１５人が参加し、教員２人、添乗員１人も同行した。一行は２８日から同島を訪れ、２９日は昼過ぎにマッケンジー湖に到着。数人の男子生徒が泳ぐなどした後、約１０分後に全員で写真撮影をしようとしたところ、２人の姿が見あたらなかったという。警察に通報したが見つからず、翌朝の捜索で、湖の底から遺体で発見された。

　菊池久校長は記者会見で、「ご家族、関係者の皆様におわび申し上げます」と謝罪。同プログラムは今年で２回目で、昨年も同じ場所を訪れたといい、「ツアーの場所として適切かどうか検討する」と語った。

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