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運転士服用薬の運転影響を確認へ 神戸市バス暴走 - 神戸新聞

 神戸市営バスの8人死傷事故を受け、久元喜造神戸市長は22日、報道陣の取材に応じ「取り返しのつかない事故。亡くなった方やけがをされた方に心からおわび申し上げる」と謝罪した。一方、事故を起こした運転士が所属していた営業所には国土交通省近畿運輸局の特別監査が入った。市交通局では市民から非難の電話が鳴り響き、職員は被害者対応やバスの緊急安全点検などに追われた。

 市には22日朝から、市民から非難や要望の電話が殺到。市交通局の窓口は「常に回線がふさがっている状態」となった。久元市長は「徹底的に原因究明することがすべての出発点」と再発防止へ決意を述べた。

 また市交通局は、事故車両と同型の市内全38台について、出庫前に整備士による点検を実施し、異常がなかったことを確認した。臨時開催した営業所長会議では、運転士が日常服用する薬を聞き取った上で、産業医が運転への影響を確認する方針を示したという。

 一方、近畿運輸局は運転士が所属する中央営業所を特別監査し、健康診断記録や事故車両の整備記録などを調べた。(霍見真一郎)

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https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201904/0012266488.shtml

2019-04-22 12:41:00Z

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