大阪市中央区の繁華街(通称・ミナミ)のホストクラブで2012年、テキーラを一気飲みし、急性アルコール中毒で死亡したホストの男性(当時21歳)の両親が、運営会社などに計約8700万円の損害賠償を求めた訴訟があり、大阪地裁は26日、会社に約7400万円の支払いを命じた。酒井良介裁判長は「他のホストらが一気飲みを強要した」とし、会社の使用者責任を認めた。
判決によると、男性は12年4月からホストクラブで勤務。同年8月1日朝、店内で口から泡を吹いて倒れているのが見つかり、救急搬送されたが、死亡した。
酒井裁判長は、当時店内にいた客の証言を基に、主任のホストらが「飲めよ」などとテキーラを一気飲みさせたと指摘。
大阪府警は主任らを業務上過失致死容疑で書類送検したが、大阪地検が不起訴にしている。判決後、男性の父親(55)は「息子は自分から飲んだわけではない。判決は息子の名誉を守ってくれた。アルコール中毒の死亡事故がなくなってほしい」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190226-OYT1T50302/
2019-02-26 13:31:49Z
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