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新型コロナ 屋形船新年会で感染急拡大 関係者以外も確認 都「市中感染前提で対策」 - 毎日新聞 - 毎日新聞

1月18日に新年会があった屋形船と感染者の状況※実際の席順は未確認

 東京都内の新型コロナウイルスの感染は、個人タクシーの運転手らが新年会を開いた屋形船から一気に広がった。運転手らが所属する組合に勤務する女性ら新年会に参加しなかった人からも感染が確認された。一方、屋形船のグループとは別に、会社員やハイヤー運転手らの感染も分かっており、都は、市中感染が始まっている可能性があるとみて、対策を呼びかけている。

 「屋形船は、閉鎖空間だった」。都は16日も記者会見を開き、屋形船から感染者が続出した経緯を説明した。

 東京・城南地区の個人タクシー組合支部が屋形船で新年会を開いたのは1月18日。船は中央に通路があり、タクシー運転手やその家族ら約70人が、両脇に並ぶ掘りごたつを食事とともに囲んでいた。

 ただ、雨が強くて窓を開けられなかったという。換気は悪く、感染が広がりやすい環境だった。都は屋形船を舞台に感染が拡大したとみて、これまで関係者約200人を把握し、検査を進めてきた。

 一連の感染が見え始めたのは2月13日。この日、感染者として国内で初めて神奈川県の80代女性の死亡を確認。一方、都内では個人タクシー運転手の70代男性の感染が確認された。この男性は死亡した女性の義理の息子にあたり、約70人が出席した新年会に参加していた。新年会には、妻も出席していた。

 この後、都の調査によって次々と感染者がカウントされ、16日までに、出席者と屋形船の従業員計11人の感染が確認されている。

 一方、感染者は当時、屋形船に乗っていなかった関係者にも及んでいる。運転手と業務上のやりとりがあったタクシー組合支部の50代の女性職員のほかに、都内の60代の男性医師も感染が分かった。医師は、新年会にタクシー運転手の家族として出席した女性看護師(15日に感染確認)と同じ牧田総合病院(大田区)に勤務しており、1月下旬に他の人も交え、3回にわたり食事を共にしたという。【内田幸一、竹内良和】

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2020-02-16 14:09:42Z

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