自民党の河井克行前法相（57）＝衆院広島3区＝の妻で同党の案里参院議員（46）＝広島選挙区＝が初当選した2019年参院選を巡る公職選挙法違反事件で、広島地検は24日、案里氏の公設第2秘書、立道（たてみち）浩（54）と克行氏の政策秘書、高谷真介（43）の両容疑者を同法違反（運動員買収）で起訴した。地検は立道被告について連座制の対象となる「組織的選挙運動管理者」にあたると判断し、100日以内の判決を目指す「百日裁判」を広島地裁に申し立てた。
立道被告の禁錮以上の刑が確定し、連座制が適用されれば、案里氏は当選が無効になって失職し、5年間、参院広島選挙区から立候補ができなくなる。
地検は、2人とともに逮捕した案里氏の陣営幹部については処分保留で釈放した。
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2020-03-24 06:31:08Z
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